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Bruce Springsteen 「It's Hard to Be a Saint in the City」 (アルバム:Greetings from Asbury Park, N.J.より)


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Bruce Springsteen 「It's Hard to Be a Saint in the City」
■アーティスト名:Bruce Springsteen
■アーティスト名カナ:ブルース・スプリングスティーン
■曲名:It's Hard to Be a Saint in the City
■曲名邦題:都会で聖者になるのはたいへんだ
■アルバム名:Greetings from Asbury Park, N.J.
■アルバム名邦題:アズベリー・パークからの挨拶
■ジャンル:ロック
■リンク:この曲を聞いてみたい人は→ Click Here 
※もしよかったら聞いた後、下のコメントも読んで頂ければうれしいです!

■コメント:
この曲はブルース・スプリングスティーンのデビューアルバムからの選曲です。

彼はアメリカでは日本人には分からないようなカリスマ性がある存在のようです。アメリカの大統領選挙でも彼の人気にあやかろうと曲を使われることも多いです。

あるハリウッドのセレブ俳優がはじめて彼に会った時に緊張して直立不動になってしまったと言っていたこともあります。

この曲はそんな彼がまだ何者でもない、街をうろついて栄光を手に掴むのに必死だった若造だった頃の作品です。

冒頭はギターからはじまりそこはかとなくピアノが入ってきます。その後にボーカルが始まるのですが、溢れるイメージをまるで速射砲のように、時にはまるで話すように歌っています。

後に佐野元春や尾崎豊が続いた系譜のここがスタート地点です。当時の日本はまだ日本語をどうロックのリズムの上に乗せるかという問題が残っていました。

そこに1つの解決策として出てきたのは字あまりとかと気にせずに、ラフに乗っけてしまおうというものでした。なぜ字あまりを気にしなくて済むかというと、イメージを言葉にすることが優先されるからです。

歌詞は鮮やかにイメージを切り取り、一見でたらめにも見えるかもしれないがとりあえず並び立ててみよう、どんどん言葉を発していくことが大切だ。ただ時々は韻を踏んで帳尻を合わせるといい。そんな感じでしょうか。

当時のブルース・スプリングスティーンもボブ・ディランフォロワーと言われていましたから、すべてが彼の功績という訳ではありません。しかしこの躍動感、肉体性、ハングリーさ、そのへんのあんちゃん的なセルフイメージはブルース・スプリングスティーンの功績だと思います。

時間が過ぎるのを待てずにもどかしい様子で言葉を必死に紡ぎだす姿は、確かに心を打つものがあります。この曲の最後でドラムが煽る中をピアノが疾走する終り方がかっこよくて、もっと聞いていたい気持ちにさせられます。

このアルバムでは全体にフォーキーな曲が多いですが、後年の活動を見てもそれもまた彼の一面だと思います。ただし次作からは完全なバンドサウンドになって、一般的な彼のイメージが出来上がってきます。

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* Category : 古き良きロック・ポップス

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