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Justin Hinds & the Dominos 「One Bird in the Hand」 (アルバム:Just in Timeより)
2018-12-22 (Sat)

このジャケットは「ジェゼベル」と「ジャスト・イン・タイム」が2in1のアルバムのジャケットで、「ジェゼベル」の方のジャケットが表示されています。
上のジャケットをクリックすると、Amazonのサイトが開きます。
このアルバムについてもっと情報を知りたい方は、クリックしてみてください。
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Justin Hinds & the Dominos 「One Bird in the Hand」
■アーティスト名:Justin Hinds & the Dominos
■アーティスト名カナ:ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズ
■曲名:One Bird in the Hand
■曲名邦題:ワン・バード・イン・ザ・ハンド
■アルバム名:Just in Time
■アルバム名邦題:ジャスト・イン・タイム
■ジャンル:ルーツレゲエ
■リンク:この曲を聞いてみたい人は→ Click Here
※もしよかったら聞いた後、下のコメントも読んで頂ければうれしいです!
■コメント:
今回はルーツレゲエを取り上げます。
この人は若い時からジャマイカの音楽シーンで頭角を現した人ですが、アルバム単位での発表ではないので、なかなか実体が伝わりにくいと思います。
私の持っているスカやロック・ステディのコンピを見ると時々この人の名前があります。あの有名な「ロッカーズ」のサントラにも入っています。
スカ、ロックステディ、ルーツレゲエと表面上のスタイルは変化しても、この人は生き延びてきました。
バックの演奏は「ロッカーズ」で主役を演じたリロイ・ホースマウス・ウォレス率いる黒い使途「Black Disciples」です。曲づくりにも参加しているジャック・ルビーがプロデュースしています。
この曲はヘッドホンで聞いて頂くといい曲かもしれません。なにせリズムの懐が深いです。
このアルバムはよくホースマウスのドラムに言及されることが多いですが、確かにこれは注目されるべきドラムです。時々入るジッタリンジンを思わせる(逆か)おかずも含めて、この曲の土台をつくっています。イントロの段階でなんだこれはと反応してしまいます。
ギターはやはりどこにでも顔を出す髭の男アール・チナ・スミスです。
この曲はイントロのホーンもいい感じです。このホーンは後半もまた出てきますが、人を前に向かわせる力に満ちています。
ルーツレゲエは生真面目すぎるアルバムが多いですが、この曲は程よい甘さがあってポップとさえいえるほどです。
よく思うのですが、ルーツレゲエは生真面目すぎるものが多くて、ラヴァーズロックは甘すぎるものが多い傾向があります。ルーツレゲエのバックに甘めのボーカルが乗るとちょうどいい塩梅になります。
このアルバムはまさしくそれです。ジャスティン・ハインズの声は甘いというよりは、力が抜けていて軽みがあると表現した方がいいかもしれません。
ハートウォーミングなホーン、コクが深いリズム、そのリズムに気持ち良さそうに乗っかる人懐こいボーカル、それら曲の構成要素がいい具合にブレンドされています。
この人はキース・リチャーズとも親交が深かった人としても有名です。後にジャスティン・ハインズが結成した「Wingless Angels」ではキースがプロデュースをしています。2005年3月に62歳でお亡くなりになっています。
この記事(Dub Store Records)によると、ジャスティン・ハインズの訃報を聞いたキースは以下のようなコメントを出しています。
「彼はダイアモンドだった。彼の声を聞くと単純にいい感じになって、暖かくなったものさ」
お時間のある時にでも、以下のリンクから他の曲もチェックしてみてください!
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