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Captain Funk 「Dancing in the Street」 (アルバム:Dancing in the Street EPより)
2019-01-09 (Wed)

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Captain Funk 「Dancing in the Street」
■アーティスト名:Captain Funk
■アーティスト名カナ:キャプテン・ファンク
■曲名:Dancing in the Street
■曲名邦題:ダンシング・イン・ザ・ストリート
■アルバム名:Dancing in the Street EP
■アルバム名邦題:ダンシング・イン・ザ・ストリート EP
■ジャンル:ファンク
■リンク:この曲を聞いてみたい人は→ Click Here 音量少し大きめです。ご注意ください。
※もしよかったら聞いた後、下のコメントも読んで頂ければうれしいです!
■コメント:
キャプテン・ファンクとはオオエタツヤのソロプロジェクトです。
オオエタツヤという名前を聞いて懐かしいなと思った人は最近のミュージックシーンの流れをチェックしきれていないのかもしれません。実は私がそうです。
近年はアメリカ国籍を取得して、広告、映画、アニメ、テレビ番組などの提供をしていて、主に商業音楽の分野で売れっ子といってもいいような活躍をしているようです。
自身の音楽活動も順調です。Dark Model名義での「SAGA」というアルバムは2018年に第16回インディペンデント・ミュージック・アワードの「ベスト・ダンス/エレクトロニカ・アルバム」を受賞しています。
さて懐かしいと思った人は、この人の登場があまりに鮮烈だったからではないでしょうか。オオエタツヤのウィキペディアには以下のような逸話が残っています。
ノーマン・クック(ファットボーイ・スリム)はオオエの音楽を「何という狂ったレコードなんだ!!(What a f***ing insane record)。とても気に入ったよ。忘れずにプレイするからもう2枚レコードを送ってくれないか?」とコメントし、所属レーベルに直筆ファックスが送られてきたというエピソードがよく知られている[10]。
今回取り上げる曲は当時の彼の才能を示す1曲です。
彼の音楽のルーツは黒人音楽にあるようですが、この曲なんかはどこかで聞いたことがあるようなソウル・ミュージックだと思う人もいるでしょう。しかしリズムがソリッドすぎて、どこかロックっぽいニューアンスを注入しています。
この当時の彼はどこかクラブミュージックにしてはロックっぽいところがありました。だから私のような普通のロック・リスナーも普通に聞いていたんですよね。
少なくとも私が知っている部分だけで判断すると、この人の音楽はとても雑食です。今回の曲みたいに、いくつかの要素を尖ったまま無理やり組み合わせるところがあるように思います。雑食でクリエイティブな体力のある人という印象です。
サッカーで言えば、躍動感があり身体能力が高く、時々こちらの予想を上回る動きをするスケールが大きなプレイヤーみたいな感じですかね。
この人は人間的にも興味深いです。東大を出て電通に就職してから、その後音楽一本になり、レーベル音源配信サイトを立ち上げたり、アメリカに移住して商業音楽を提供したり、多面的な活動をしています。
商業的なところと、クリエイティビティを思う存分発揮するところをうまく使い分けているという意味で、とてもクレバーな立ち位置をとっています。
クレバーで、雑食で、身体能力が高くて、バイタリティがある。この音楽にもそういう本人の資質が現れているように思います。
お時間のある時にでも、以下のリンクから他の曲もチェックしてみてください!
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