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The Avalanches
「Everyday」(アルバム:Since I Left You)

「高い美意識に裏打ちされたサンプリングアート作品」

今回はアヴァランチーズ「エブリデイ」(Album『シンス・アイ・レフト・ユー』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)
■アーティスト名:The Avalanches
■アーティスト名カナ:アヴァランチーズ
■曲名:Everyday
■曲名邦題:エブリデイ
■アルバム名:Since I Left You
■アルバム名邦題:シンス・アイ・レフト・ユー
■動画リンク:The Avalanches「Everyday」

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アヴァランチーズ「エブリデイ」(アルバム:シンス・アイ・レフト・ユー)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

この曲は国内盤にだけボーナストラックとして入っている曲です。

こんな曲を国内盤限定で入れられてしまうと、買う側としては大変です。

なぜならおそらくはこのアルバムで一番良い曲だからです。

私は国内盤にはこだわりませんが、もし輸入盤を買ってこんな曲が国内盤だけに入っていることに気づいてしまったら、買い直したくなります。

オーストラリアのバンドの作品で、このアルバムはなんと全ての音源がサンプリングだけで構成されています。

使われたサンプリングソースが900以上で、サンプリング・アートとか、サンプリングミュージックの金字塔などと言われています。

絶対に自分で演奏したり音をつくった方が早いと思います。

だって音の選択だけでなく、つなぎ目をどう合わせるか調整したり、音源の使用許可を申請したり、気が遠くなる作業だと思います。

きっとサンプリングだけでつくることにこだわりを持っているのでしょう。

クリエイティビティはもちろんですが、ガッツと勤勉さがないと生まれなかった音楽かもしれません。

ボーカルまでサンプリングという説もあるようですが、この曲はボーナストラックだからどうなんでしょう。

さすがに違うのではないかと思うのは、私の想像力不足のせいでしょうか。

もう18年前の作品ですが、今だに古びていない感じは驚異的です。

いまでもバリバリフロア映えする曲ですよね。

少しラテンっぽい軽快なテイストがあるので、イビサ島あたりではきっとまだまだ現役な曲ではないでしょうか。

中心人物のロビー・チェイター(Robbie Chater)はニール・ヤング(Neil Young)とかザ・バンド(The Band)とか普通のロックを聴いていたそうです。

そこからビッグ・オーディオ・ダイナマイト(Big Audio Dynamite)やデ・ラ・ソウル(De La Soul)の音楽に出会うことになって後にこういう音楽をつくるようになったそうです。

確かにこの曲には少し懐かしさと新しさが奇妙に同居していますよね。

曲はちょっとひしゃげたトランペットから始まります。

音は少しローファイですね。

エフェクトがかかったボーカルとバックの音の溶け合い方がすばらしいと思います。

基本的に疾走していて単調になりがちな曲ですが、様々な音が手を変え品を変え使われていて飽きさせません。

フロアとヘッドホンどちらでもいけます。

少しためてから1:11のところでEverydayとボーカルが入ってくるところなどは相当かっこいいです。

歌詞は予想通り楽観的なものです。

少し意味がとりにくいので超約すると、愛があれば大丈夫、余分なものは捨ててしまおうという感じですかね。

確かに寄せ集めの音源だけでここまでの音楽をつくるにはある種の楽天性が必要な気もします。

引き続きこのアルバムのAmazonレビューを読んでみたい方や、ご購入をお考えの方は、下のリンクからお進みください。


Since I Left You

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