無人島の1枚を探すブログ Paulinho da Viola & Elton Medeiros 「Momento de Fraqueza」 (アルバム:Samba na Madrugadaより)

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Paulinho da Viola & Elton Medeiros 「Momento de Fraqueza」 (アルバム:Samba na Madrugadaより)


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Paulinho da Viola & Elton Medeiros 「Momento de Fraqueza」
■アーティスト名:Paulinho da Viola & Elton Medeiros
■アーティスト名カナ:パウリーニョ・ダ・ヴィオーラ&エルトン・メデイロス
■曲名:Momento de Fraqueza
■曲名邦題:気弱になる時
■アルバム名:Samba na Madrugada
■アルバム名邦題:夜明けのサンバ
■ジャンル:サンバ
■リンク:この曲を聞いてみたい人は→ Click Here
※もしよかったら聞いた後、下のコメントも読んで頂ければうれしいです!

■コメント:
今回はサンバからご紹介します。

このアルバムはパウリーニョ・ダ・ヴィオーラとエルトン・メデイロスの共演ですが、交互にボーカルをとっていて、この曲はパウリーニョ・ダ・ヴィオーラの作曲・ボーカル曲です。

エルトン・メデイロスはいずれ取り上げたいと思いますので、今回はご紹介を割愛させて頂きます。

パウリーニョ・ダ・ヴィオーラは今ではブラジル音楽の重鎮で、日本でもカフェ・アプレミディでベスト盤が編集されているように不思議と人気がありますが、私はエスコーラ出身のサンビスタの生き残りみたいに考えています。

彼が「ウニアォン・ヂ・ジャカレパグア」というエスコーラ・ジ・サンバに参加した時はまだ15歳の時でした。

エスコーラ・ジ・サンバとはよく「サンバの学校」と呼ばれますが、その地域の特色を背負った地域密着の共同体みたいな意味合いもあるようです。エスコーラは古い伝統的なサンバを次の世代に引き継ぐ役割も果たしていました。

パウリーニョ・ダ・ヴィオーラはエスコーラの古き良きサンバの伝統を受け継ぐ男です。日本で言えば日本伝統芸能の職人の世界に15歳で出入りしはじめた見習いみたいなものかもしれません。

パウリーニョ・ダ・ヴィオーラは元々銀行に勤めていたようですが、このアルバムは仕事を辞めてサンビスタとしてのキャリアを歩もうと腹を括った後に発表されています。このアルバムの時に彼はまだ23-4歳ぐらいです。

このアルバムは「夜明けのサンバ」という邦題ですが、これはほぼ直訳です。1966年の発表のアルバムですが、伝統のサンバを背負いながら野心的に新しいサンバを打ち出した作品です。

新しいサンバとは何かと思うかもしれません。

私がパウリーニョ・ダ・ヴィオーラを聞くといつも思うのは、古い伝統的なサンバを大切にしている一方で、より洗練されたメロディがあるなということです。

古き良きサンバはくしゃっと笑った顔みたいなもので、どこか人懐こいところがあります。笑顔は笑顔でも満面の笑顔だろうなという感じです。

パウリーニョ・ダ・ヴィオーラのサンバはより控えめにはにかんだ笑顔みたいな音楽です。表情を崩しすぎていない笑顔みたいな音楽です。

今この曲を聞いても分かりにくいと思いますが、同時期の他のサンバと聞き比べると、メロディが洗練されていますし、歌い上げ方が淡白です。その分繊細な味わいを出しています。当時としては、そこが新感覚だったのではないでしょうか。

さて曲を聞いていきましょう。

この曲はトロンボーンがとても目立っています。トロンボーンはショーロでも活躍することがありますね。

普通にロックやポップスを聞いているとトロンボーンをこれほどじっくり聞く機会が少ないかもしれませんが、少し音が割れたように聞こえるところが味わい深いなと思います。

この曲の聞きどころは、サンバとしてはあっさり味のパウリーニョ・ダ・ヴィオーラとかけ合い漫才をしているようなトロンボーンの歌い上げっぷりです。パウリーニョ・ダ・ヴィオーラがボケで、トロンボーンがツッコミですかね。

歌のバックではブラジルのギターであるカヴァキーニョが伝統のサンバのリズムを奏でています。

このあたりの曲からサンバに入っていくというのもありかもしれません。


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