無人島の1枚を探すブログ Thee Michelle Gun Elephant 「ブギー」 (アルバム:Chicken Zombies)

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Thee Michelle Gun Elephant 「ブギー」 (アルバム:Chicken Zombies)



今回はThee Michelle Gun Elephant「ブギー」(Album『チキン・ゾンビーズ』)をご紹介します。

ここぞという時に聞いてほしい爆音バラード


本日の☆おすすめ
■アーティスト名:Thee Michelle Gun Elephant
■アーティスト名カナ:ミッシェル・ガン・エレファント
■曲名:ブギー
■アルバム名:Chicken Zombies
■アルバム名邦題:チキン・ゾンビーズ
※バンド名の「Thee」は誤字ではありません。念のため。
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■音楽ジャンル:ロック
■期待効果:励まされます

この曲を聞いてみたい!
Thee Michelle Gun Elephant「ブギー」
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Thee Michelle Gun Elephant「ブギー」Album『チキン・ゾンビーズ』ディスクレビュー


曲のデータと歌詞について


こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールはこちら

名曲が多い彼らだけに、どの曲を選ぶかは迷うところです。ただこの曲に触れずしてこのバンドを語ることはできないだろうと思います。

ちなみにこのアルバムでは、この曲以外に「ハイ・チャイナ!」やシングルにもなった「ゲット・アップ・ルーシー」もすばらしい曲です。

しかし強引に1曲に絞るとしたら、私の場合この曲だと思いました。

比較的有名な曲なのでシングルになっていると思いきや、シングルにはなっていませんでした。

しかしシングルになっているとかいないとか、この曲ぐらいになるとあまり関係ありません。アルバムの中の1曲におとなしく甘んじている曲ではありませんからね。

曲の長さが問題だったのかもしれません。まあ8分超えですからね。

ただ例えばローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の「無情の世界(You Can't Always Get What You Want)」はシングルカットされていますが、シングルの短縮バージョンの方は誰も聞きません。わざわざみんな7分半の長いバージョンばかり聞きます。

今回ご紹介した「ブギー」はもっと長いです。ただ下手に短縮バージョンでシングルになってもストーンズの件みたいに、みんな長いバージョンで聞きたがると思います。

このバンドはもともとあまり冗長なことを好まないバンドです。

他のどのバンドより、タイトでソリッドでスリムなものを良しとする彼らが、こんな長い曲をやった意味があると思います。

想像するしかありませんが、思いのたけを思う存分歌う、感情の受け皿となる曲だから、このぐらいの長さに自然となってしまった。どうしようもなかった。そんな感じだと思います。

この曲の歌詞は焦燥感にあふれた内容ですが、それがまたすばらしいと思います。歌詞を読みたい人は、以下のリンクをクリックしてみてください。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT ブギー 歌詞 - 歌ネット

この歌詞を見ると思い出す曲があります。ローリング・ストーンズの「カジノ・ブギ(Casino Boogie)」という曲です。

ブギー繋がりで思い出したように思われるかもしれませんが、その曲は良い歌詞の曲が多いストーンズの中でも屈指の曲で、似た空気があります。

「カジノ・ブギ」の出だしは「ひどい状態、話もできない」と始まり、「判事と陪審員が手を取って出て行く、ドイツの映画、缶の切り口にキス、百万ドルの悲しみ、戦う術がないが、もう時間もない」などとギリギリの切迫したイメージが次から次へと現れます。

「ブギー」でも何度か繰り返される「フラフラ咲いて、カラカラ鳴いた、続いてくんだろう」など無情な世界に対しての違和感が見事に綴られています。滲み出る抒情が見事です。

結婚式にかけたくなるような誰もが安心して共有できる曲ではありません。

むしろ孤立無援で行き場のない感情を抱えている人が、自分のリアルと向き合う時、どうしてもこの曲じゃないといけないと、切羽詰って聞く曲だと思います。

共感ではなく、共振させ共鳴させる為の曲です。



この曲のどこがすばらしいのか


さて曲を聞いていきましょう。

この曲は長いわりにシンプルです。一言でいうと、爆音バラードです。

アベフトシの爆音ギターで塗り込められた音の壁の上で、この曲の歌詞を書いたチバユウスケが歌うというだけです。

この組み合わせがすばらしいです。

チバユウスケはそれほど感情むき出しにして歌っているわけではありませんが、その代わりにアベフトシのギターの激情がほとばしっています。

この曲の一番すばらしいところは、曲が長くなることを恐れていないことです。

ボーカルと爆音ギターで、展開とか考えずに、何の工夫もなく、言いたいことが終わるまでひたすら前に進んでいます。

通常は曲が長いとそれだけで嫌がられることがありますが、この曲はもうこの長さでなければ収まりが悪いと思われるぐらいの存在です。

1997年に発売されたアルバムですから、もう名曲と思われてから、20年以上経過しています。

いま時の若い人はもうこの曲を知らないかもしれませんが、むしろ今の時代の方がこの曲の持っている空気感が合っているのではないかと思います。

もし行き場のない感情を抱えてしまった場合は、この曲を聞くといいと思います。ここぞという時に聞く曲です。

引き続きこのアルバムのAmazonレビューを読んでみたい方や、ご購入をお考えの方は、下のリンクからお進みください。


chicken zombies




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