無人島の1枚を探すブログ The Cars 「Shake It Up」「I'm not the One 」 (アルバム:Shake It Up)

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The Cars 「Shake It Up」「I'm not the One 」 (アルバム:Shake It Up)



今回はカーズ「シェイク・イット・アップ」「アイム・ノット・ザ・ワン」(Album『シェイク・イット・アップ』)をご紹介します。

単純に良い曲を良い演奏で再現しただけ そのシンプルな素晴らしさ


本日のおすすめ!(Today's Selection)
■アーティスト名:The Cars
■アーティスト名カナ:カーズ
■曲名:Shake It Up、I'm not the One
■曲名邦題:シェイク・イット・アップ、アイム・ノット・ザ・ワン
■アルバム名:Shake It Up
■アルバム名邦題:シェイク・イット・アップ
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■音楽ジャンル:ロック
■期待効果:いい気分になります

曲を聞いてみたい!(Click to Listen)
The Cars「Shake It Up」
The Cars「I'm not the One 」
※Today's Desert Island Disc

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カーズ「シェイク・イット・アップ」「アイム・ノット・ザ・ワン」(Album『シェイク・イット・アップ』ディスクレビュー


カーズというバンドの分かりやすすぎる魅力


こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールはこちら

このバンドの由来はウィキペディアによると「全員、車好きだから」ということらしいのですが、思わず笑いました。

安易すぎるでしょう。しかし同時に彼ららしいなと思います。

このバンドは曲も歌詞もジャケットにしても、その種の分かりやすさがあります。どこをどう切り取っても、見たまんま、聞いて感じたことが全てだよと言わんばかりです。

少し前に取り上げたフランク・ザッパ(Frank Zappa)がどれも考え抜いているように見えても、実は巨大なナンセンスを構築しているだけで、深読みする人に意味なんかないよと突き放すようなところがありますが、こちらのバンドは真逆です。

だってジャケットを見てください。シェイカーを持ってなにやら女性が驚いていますが、アルバムタイトルが「Shake It Up」で、直訳すると「それを振れ」。

車が好きだからバンド名は「カーズ」。

なんだか楽しくなってきます。なんという潔さでしょうか。

音楽だって聞いたまんまです。ただ表面的であっても底が浅くならないのが、この人たちのすごいところです。良い楽曲、良い演奏。それだけで彼らの世界がうまく回っていきます。

日本では「ハートビート・シティ(Heartbeat City)」で突然ブレイクした印象がありますが、彼らはデビュー時からそれなりのセールスを記録していて、順調に固定ファンを増やしてきました。

デビューアルバムからずっとクイーン(Queen)のプロデュースで有名なロイ・トーマス・ベイカー(Roy Thomas Baker)を起用しているのも、レコード会社の期待の表れだと思いますが、それにきちんと応えてきています。

このアルバムは「ハートビート・シティ」の前作で、1981年に彼らの4枚目のアルバムとして発売されています。

それまでもヒット曲を多く出してきた彼らですが、タイトル曲は初のトップ10ヒットを記録しています。



この曲のどこがすばらしいのか


さて曲を聞いていきましょう。

まずそのヒットしたアルバムのタイトル曲ですが、とても軽快な曲でまさしく古き良き80年代のヒット曲という感じがします。

タイトなイントロの後、リック・オケイセック(Ric Ocasek)のボーカルが始まりますが、この人のボーカル自体少し泣きが入っていますが、この曲自体はカラっとしています。

この曲でのエリオット・イーストン(Elliot Easton)のギター演奏は、車の運転中に聞くためのドライブ仕様になっているような気がします。

イントロや1:18からのソロ演奏なんかは、少しZZトップ(ZZ Top)にも通じる車の運転を擬した演奏をしています。

当時のヒット曲はドライブ中に聞くことを想定していると思わしき曲がありますが、この曲もその1つだと思います。ノリ良くハイウェイを飛ばして行こうぜという感じです。

もう1曲の「アイム・ノット・ザ・ワン」は打って変わってスローです。アップテンポの曲が良くてもスローでは平凡なバンドもありますが、彼らはスローにも名曲が多いのが特徴です。

まあソングライティングの才能があるということでしょう。

イントロから少しチープなシンセサイザーの音がメランコリーに鳴り響く中、推定190cm超のヒョロガリの男リック・オケイセックの切なげなボーカルが始まります。

曲調としては少しセンチメンタルな曲ですが、ウェットになりすぎないところが彼らの良さです。私は彼らのバラード入るしっとりとしたコーラスが大好きですが、この曲がまさしくそういう曲です。

この曲はキーボードのグレッグ・ホークス(Greg Hawkes)が活躍していて、繰り返されるチープなシンセサイザーの音や、時々入るホーンみたいな役割を果たしている音の入れ方など、曲のカラーを決定づけています。

カーズをリック・オケイセックのワンマンバンドと見なす向きもありますが、時々ボーカルを取るベンジャミン・オール(Benjamin Orr)を含めて、バンド全体としてバランスが取れた実力派揃いなんですよね。

分かりやす過ぎて、もう少しでバカっぽくなるギリギリのところを攻められるのも、その実力ゆえではないでしょうか。

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シェイク・イット・アップ(エクスパンデッド・エディション)SHM-CD




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