無人島の1枚を探すブログ TOTO 「Georgy Porgy」「Rockmaker」 (アルバム:TOTO)

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TOTO 「Georgy Porgy」「Rockmaker」 (アルバム:TOTO)



今回はTOTO「ジョージ・ポージー」「ロックメイカー」(Album『宇宙の騎士』)をご紹介します。

プログレハードとメロウなAORが理想的に融合した名曲ぞろいの名盤


本日のおすすめ!(Today's Selection)
■アーティスト名:TOTO
■アーティスト名カナ:トト
■曲名:Georgy Porgy、Rockmaker
■曲名邦題:ジョージ・ポージー、ロックメイカー
■アルバム名:アーティスト名と同じ
■アルバム名邦題:宇宙の騎士
------------------------------
■音楽ジャンル:ロック
■期待効果:気分が上がります

曲を聞いてみたい!(Click to Listen)
TOTO「Georgy Porgy」
TOTO「Rockmaker」
※Today's Desert Island Disc

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アーティスト名ABC順リスト(Artists ABC)
ジャケット近代美術館(Album Covers)
無人島の一枚を見つける8つの方法

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TOTO「ジョージ・ポージー」「ロックメイカー」Album『宇宙の騎士』ディスクレビュー


TOTOのバンド名の由来について


こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールはこちら

今回はロックとAORを理想的に融合したバンドのご紹介をします。

ただTOTOはとかくバンド名について、あれこれと言われがちです。TOTO株式会社の提供しているトイレのロゴと同じ名前だからです。

それについてはギターのスティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)もこう言っています。

イヤんなっちゃうよ、世界的に有名なトイレメーカーと同じ名前なんだぜ。

ウィキペディア TOTO (バンド)


確かにトイレに行く度に自分のバンド名を見るのは、複雑な思いかもしれません。ただTOTOのトイレは品質が高く、海外でも高品質なトイレの代名詞みたいになっていますけどね。

ちなみにTOTOのロゴマークを使用したのは1969年らしく、バンドのTOTOが結成されたのは1977年です。

ではTOTOがトイレとバンドだけかといったら、そうでもありません。世の中にはTOTOという名前が満ち溢れてます。

Googleで「TOTO」という言葉を検索すると、スポーツくじのtotoが一番目に表示します。bingで検索するとトイレのTOTOが一番上にきます。

バンドのTOTOは検索では形勢不利な状況ですが、ここではバンドのTOTOを取り上げます。(当たり前か)

一応バンド名の由来については既に定説がありますので、ウィキペディアから引用しておきましょう。

バンドがデモ・テープを作っていた際に、映画『オズの魔法使い』を見たばかりであったジェフが、映画に登場する犬の名前「トト」をテープに書いてすぐ判別できるようにした。

その後、デヴィッド・ハンゲイトが詳しく調べたところ、「トト(toto)」はラテン語で「totus(全て)」 、あるいは「all-encompassing(網羅的な)」を意味することが分かった。

これは数々のセッションに参加していたメンバーの経歴やどんなジャンルの音楽にも対応できるバンドの演奏能力にぴったりであるということから、デビュー・アルバムのタイトル及びバンド名として採用された。

ウィキペディア TOTO (バンド)


一応都市伝説的なことも含めて誤解を解いておきたいと思いましたが、かなり不毛なことを書いた気がしないでもありません。

それなりに意味があって名付けられたことが、分かっていただけたのではないでしょうか。

ただこれから自分のバンド名を付けるようとしている人は、まず検索してから決めた方がいいかもしれませんね。



結成の経緯とメンバー紹介


TOTOが結成されたのは1977年です。

日本のウィキペディアでは1976年となっていますが、もしかしたら結成のきっかけとなったレコーディングが、1976年だったからかもしれません。

結成のきっかけは、ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)の「シルク・ディグリーズ(Silk Degrees)」のレコーディングです。

その時にデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロが意気投合して結成したのがTOTOです。

AORの名作アルバムに参加していたことからも分かるように、彼らの演奏はAORと親和性が高いものでした。

ただ彼らはメンバー交代も多いですし、ポーカロという名前が多くて誰がどのポーカロだろうかみたいに、苦手意識を持っている人も多いと思います。

まず最初にこのアルバム時点でのメンバーについて整理しておきます。

一度メンバーの個性を理解してから彼らの音楽を聞くと、より彼らの音楽を楽しめるようになります。

まず結成時のメンバーは以下の通りです。

ボビー・キンボール(Bobby Kimball):ボーカル
スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather):ギター
デヴィッド・ペイチ(David Paich):キーボード
スティーヴ・ポーカロ(Steve Porcaro):キーボード
デヴィッド・ハンゲイト(David Hungate):ベース
ジェフ・ポーカロ(Jeff Porcaro):ドラム

ちなみに結成のきっかけとなったボズ・スキャッグスのレコーディングに参加していたのは、デヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイトの3人です。

特にデヴィッド・ペイチは、ボズ・スキャッグスの大名盤のサウンドづくりにおいて、大車輪の活躍をした人です。

あの「ウィ・アー・オール・アローン(We're All Alone)」で、あのおしゃれなピアノを弾いていたのもペイチだといえば分かりやすいかもしれません。

しかもペイチは良い曲を書くことができました。このTOTOのデビューアルバムでもすべての曲を書いています。

もうスタジオ・ミュージシャンの枠で収まる存在ではないことは明らかです。

またジェフ・ポーカロのドラムも、曲を決定づけてしまう力があります。

「シルク・ディグリーズ」で「ウィ・アー・オール・アローン」と並ぶ代表曲「ロウダウン(Lowdown)」でも、のけぞりもののドラムを叩いていたのはこの人です。

ペイチは音楽総監督的な立場で、ジェフ・ポーカロは屋台骨を支えるドラムの達人です。この二人が出会ってTOTOが結成されました。



スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)が持ち込んだもの


しかしそれだけではTOTOは成立しません。スティーヴ・ルカサーの存在が、とても大きいと思います。

ルカサーというピースがはまったことが、TOTOというバンドをここまでの存在にしています。

この人はセッションプレイヤーで名前が知られていた人だけに、幅広いプレイができることが特徴です。

参加したレコーディングを聞くと、実に多様な演奏ができるなと感心します。

ただ彼がTOTOを含めてAOR系の人のレコーディングに参加した時に、以下のようなポイントがあります。

・曲にロックっぽい要素を持ち込む
・限られた時間内で印象に残るフレーズを残す

もちろんそれ以外の貢献もありますが、AORファンがジェイ・グレイドン(Jay Graydon)などと並んでこの人を崇めるのは、この二点ではないかと思います。

確かにデヴィッド・ペイチの音楽性は洗練されていますが、そこにこの人のロックっぽい要素があって、初めてTOTOならではの音楽性が完成すると思います。

TOTOのアルバムをずっと辿っていくと、ロック方面に振れたり、AOR方面に振れたりしていますが、ロック方面にふれた時は、必ずルスティーヴ・ルカサーが全面に出てきます。

この人の存在で、TOTOはヤワなロックバンドではなくなりました。

この人のプレイを堪能できる名曲としては、サードアルバムの「ターン・バック(Turn Back)」に入っている、この曲などが最適かもしれません。

Toto - Goodbye Elenore

もちろん各メンバーはそれぞれに多様なバックグラウンドを持っている人たちなので、一概に言えないところもありますが、私のTOTO観では、まずこの3人が特に重要な気がしています。



この曲のどこがすばらしいのか


さて曲を聞いていきましょう。

まず「ジョージ・ポージー」ですがこちらは典型的なAORナンバーで、名曲の誉れが高い曲です。

まずイントロはジェフ・ポーカロの達人ドラムから始まります。

普通に刻んでいるだけですが、こうした普通の所作の段階で、もう耳をそばだててしまう何かがあります。あの名曲「ロザーナ(Rosanna)」のイントロだってそうですよね。

イントロから入る印象的なピアノはおそらくペイチでしょう。少し「ウィ・アー・オール・アローン」っぽい香りがします。

この曲のリードボーカルはスティーヴ・ルカサーです。TOTOはメンバードラムとベース以外がボーカルをとるというバンドです。

ボーカル専任者がいるのに、少し気まずくないのかと、勝手に心配してしまいます。

2:58から女性ボーカルが大きくフィーチャーされていますが、これは「ガット・トゥ・ビー・リアル(Got To Be Real)」で有名なシェリル・リン(Cheryl Lynn)です。

確かにこの曲は世評通りの名曲です。しかし私は昔からこの曲ばかりが言及されすぎではないかと思っていました。

というのはこのアルバムは曲の粒立ちが良く、この曲だけが突出しているわけではないと思うからです。

シングルカットされてヒットした「ホールド・ザ・ライン(Hold the Line)」はラストから2曲目ですが、その曲をその位置に置いても不思議ではないことが、このアルバムのすごさです。

それにロックっぽい曲を味わってこそ、このアルバムの良さが実感できると思います。

特にそのロックサイドを代表するのが、私の好みでは「ロックメイカー」です。この曲はとにかくロック的爽快感のある曲です。

2:34から始まる伸びやかなギターのところは、個人的にこのアルバムのハイライトだと思っているぐらいです。

このアルバムの面白さはプログレハード的な骨っぽいところと、メロウなAORが同じアルバム内にあるのにかかわらず、違和感がないことです。

それを今回ご紹介した2曲で、それぞれ代表させてみました。

まだ書き足りないことが多いのですが、TOTOはまたいずれ取り上げる機会があると思います。

まずはファーストアルバムでこの2曲からご堪能ください。

引き続きこのアルバムのAmazonレビューを読んでみたい方や、ご購入をお考えの方は、下のリンクからお進みください。


宇宙の騎士(期間生産限定盤)




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