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Jim Capaldi 「Eve」 (アルバム:Oh How We Danced)
2018-10-28 (Sun)

今回はジム・キャパルディ「イヴ」(Album『オー・ハウ・ウィ・ダンスド』)をご紹介します。
大天才のいつも隣にいたこの人は才人でした!
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■アーティスト名:Jim Capaldi
■アーティスト名カナ:ジム・キャパルディ
■曲名:Eve
■曲名邦題:イヴ
■アルバム名:Oh How We Danced
■アルバム名邦題:オー・ハウ・ウィ・ダンスド
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■音楽ジャンル:シンガーソングライター
■期待効果:励まされます
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■Jim Capaldi「Eve」
※Today's Desert Island Disc
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ジム・キャパルディ「イヴ」Album『オー・ハウ・ウィ・ダンスド』ディスクレビュー
こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールはこちら)
もうそろそろ地味だけどじんわりくる曲(地味沁み曲)も取り上げておきたいと思います。こういう曲を織り交ぜて聞くと、飽きずに音楽を聞いていられる気がするんですよね。
この人はトラフィック(Traffic)というイギリスのバンドのドラムの人です。でもドラム職人的ではなくマルチな才能があった人です。
トラフィックは泣く子も黙るスティーヴ・ウィンウッド(Steve" Winwood)のいたグループとして有名です。
スティーヴはいい曲が書けて、いい声をしていて、キーボードやその他楽器どれもうまいという音楽界の三冠王ですが、同僚のジム・キャパルディも味わい深さでは負けていません。
このアルバム1972年という名盤濃度の高い年に発表されました。そのせいか若干存在感が薄いですが、これがなかなか聞き逃せません。
出だしから1分ぐらいは素朴なボーカルを楽しむ時間です。朴訥で味わい深いボーカルに寄り添うようなベースも聞きどころです。
1:05のところから始まるギターのあたりからこの曲が少し高揚しはじめます。1:40ぐらいまでのギターとピアノの演奏がとてもすばらしいです。
2:09からはホーンとピアノで同じフレーズを繰り返しますが、ここもなかなかいい感じです。特にピアノは全編に渡って活躍しています。
マッスル・ショールズ・リズム・セクション(Muscle Shoals Rhythm Section)という有名なソウルバンドがバックを務めているせいか、後半はソウルレビューみたいになっています。
この後に本体のトラフィックにマッスル・ショールズのベースとドラムが加入することになるのですが、このアルバムの成功が背景にあるのではないでしょうか。
ホーンが盛り上がっている中でボーカルが何か歌っているというか、叫んでいるというか主張していますが、もう少しボリュームを上げて音の前面に出してあげたくなります。
せっかく得意のドラムを封印して、ボーカルをがんばっているんですからね。心なしかジャケットでもアピールしている感じがします。
味わいの前半、高揚する後半、どちらも私は気に入っています。
この曲はシングルカットされて、ビルボードの91位を記録したそうです。ちょっと微妙な順位ですが、100位以内に入って良かったです。
当時はそういう時代でしたし、こういう音楽にも一定の居場所があったのですね。
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