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Chara「あたしはここよ」(アルバム:Strange Fruits)

「JPOPの枠に収まらないオルタナティブな存在感があります!」

今回はチャラ「あたしはここよ」(Album『ストレンジ・フルーツ』)をご紹介します。

╂ 本日のおすすめ!(Today’s Selection) ╂
■アーティスト名:Chara
■アーティスト名カナ:チャラ
■曲名:あたしはここよ
■アルバム名:Strange Fruits
■アルバム名邦題:ストレンジ・フルーツ
■動画リンク:Chara「あたしはここよ」

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チャラ「あたしはここよ」(アルバム:ストレンジ・フルーツ)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

このアルバムでは「光と私」の方が有名かもしれません。

そちらもすばらしい曲には違いありませんが、私にとってはこちらの方が好みです。

相対性理論の時にも書きましたが、私は本来、ロリっぽいボーカルが苦手です。

しかし時には好き嫌いを越えて訴えかけてくるものがあるということでしょう。

というわけで、今回はCharaを取り上げました。

音楽を語る前にウィキペディアを読んだら、面白い話が沢山出てきて記事を書くのを忘れて読んでしまいました。

9歳の頃に彼女の中にいた3人のインナーチャイルドの話とか、「アメリカン・グラフィティ」という映画に登場するローラースケートのウェイトレスに憧れてローラースケートを始めて、六本木で実際にローラースケートのウェイトレスをしていたこと、高校卒業後にはピアノの調律師を目指していたこと。

きっと玉手箱みたいに色々なことが飛び出してくるような面白い人なんだろうと思います。

若い女の子はとっちらかっているような人が時々いるけれど、散らかったままで放置するより、それが向かうべきベクトルが見つかった方がいいのではないかと思います。

なぜなら世の中には散らかったままの人が自由に生きられる居場所が、あまりないように感じるからです。

しかしその方向性が見つかるまでは、むしろとっちらかっている方がいいような気がします。

あちこちキョロキョロして、あれこれあたり構わず手を出してみないと「自分が何者か。どこに向かうべきなのか」がなかなか見つからないように思います。

この人は見つけられた人なんでしょう。

見つかった方面での才能にも恵まれていたようです。しかし一番は本人性があることだと思います。

存在のオルタナ感と曲について

この人とか椎名林檎の音楽を聞くと、いつも適度なオルタナっぽさがいいと思います。

私は昔、日本のオルタナっぽいインディーズのバンドを開拓していた時期がありました。

オルタナっぽさの完成度が上がるにつれ、個性が希薄になるような印象を持ちました。

私はおしゃれのことはわかりませんが、モードというかモノクロの服を着ている人っていますよね。

確かにその完成度が上がるとおしゃれだなと思いますが、一方でその人らしさが希薄になるように感じることはないでしょうか。

音楽でもそういうことがあるように思います。

ここの音づくりはいいなと思う一方で、そのバンドの個性や訴えたいことが見えてこない感じがすることがあります。

この人はおそらくオルタナっぽい音楽の下地はあるのでしょう。

しかしそれより個性が上回っています。いやはみ出してしまっているというべきか。

この曲のドラムの鳴り方とか、裏で36秒ぐらいのところからピヨピヨ鳴っているようなところや、一瞬だけストリングスっぽい音が入るところもあって、おそらく通常のJPOPの音づくりとは少し違うような気がします。

私はこの曲のベースがすごいと思っていて、本当にクールなフレーズの連発です。

3:12ぐらいからのベースラインなんかは何度もリピートして聞いてしまいます。

途中で入るギターソロはいまひとつだと思うけれど、ベースがその失地を補ってあまりあります。

そしてCharaの存在感というか、世界観がこの曲を完全に支配下に置いています。

世界の中心で「あたしはここよ」と叫んでいる感じがあります。主役感が半端ありません。

やはりそこが一番の聞きどころではないでしょうか。

この曲はベースをはじめとしたクリエイティビティに拮抗するCharaの魅力が、ぎっしり詰まった曲だと思います。

引き続きこのアルバムのAmazonレビューを読んでみたい方や、ご購入をお考えの方は、下のリンクからお進みください。


Strange Fruits

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