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David Bowie「Look Back in Anger」(アルバム:Lodger)

「ブライアン・イーノと組んだ一風変わったロックナンバー」

今回はデヴィッド・ボウイ「怒りをこめてふり返れ」(Album『ロジャー (間借人)』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)
■アーティスト名:David Bowie
■アーティスト名カナ:デヴィッド・ボウイ
■曲名:Look Back in Anger
■曲名邦題:怒りをこめてふり返れ
■アルバム名:Lodger
■アルバム名邦題:ロジャー (間借人)
■動画リンク:David Bowie「Look Back in Anger」

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デヴィッド・ボウイ「怒りをこめてふり返れ」(アルバム:ロジャー (間借人))ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

どこかで聞いたことがある曲名だと思った人もいるかもしれません。

オアシス(Oasis)の「ドント・ルック・バック・イン・アンガー(Don’t Look Back In Anger)」を思い出す人も多いでしょう。

というか圧倒的にそちらの曲の方が有名でしょうね。

どちらの曲もイギリスの劇作家ジョン・オズボーンの戯曲「怒りをこめてふり返れ」を念頭に置いて書かれた曲です。

その戯曲は1950年代当時の若者の怒りや焦燥感を描いた傑作らしく、当時は社会現象になった作品みたいです。

オアシスの方はあえて逆の意味にしていますが、こちらのデヴィッド・ボウイのバージョンはそのままの曲名で使用しています。

このアルバムはボウイの中でいわゆる穴場ではないでしょうか。

何しろ「英雄夢語り(Heroes)」と「スケアリー・モンスターズ(Scary Monsters)」という大傑作に挟まれていて存在感が薄いです。

実際アルバムとしてはどちらの作品にも及びません。

しかし時々光る曲があります。

ブライアン・イーノ(Brian Eno)がプロデュースした三部作の最終作で、一番ポップなアルバムです。

1979年作で「間借人」というタイトルから分かるとおり、いつものアウトサイダーとしての立ち位置が似合う彼ならではのコンセプトのアルバムです。

先ほどポップと表現しましたが、ブライアン・イーノの初期作のようなストレンジ・ポップ寄りと言った方がいいかもしれません。

実際この曲はブライアン・イーノとの共作です。

さて曲を聞いていきましょう。

イーノのプロデュースなのでバックのサウンドは少しクセがありますが、この曲に関してはもう少しサウンドをへんてこにした方がいいかなと思わないでもありません。

ギターはカルロス・アロマー(Carlos Alomar)かと思いきや、リーヴス・ゲイブレルス(Reeves Gabrels)という人でした。

ギターは少し普通っぽいですかね。

エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)やロバート・フリップ(Robert Fripp)でも良かったなと思います。

実際他の曲の方がサウンド自体はいいかなと思います。

不満ばかり書きましたが、それはこの時代のボウイとイーノの組み合わせということを考えると、どうしてもハードルが上がってしまうせいもあります。

この曲の魅力はなんといってもサビのコーラスとボウイのボーカルです。

ボーカルはバックのサウンドが少しあわただしい中でもゆったり乗っかって、かといって緊張感を持ち続けることができるという、この時期のボウイならではの持ち味を発揮しています。

曲がキャッチーで、最初に聞いた時から私は大好きな曲です。

私はよくギターがどうのドラムがどうのと、分かった風なことを書いていますが、曲がかっこ良ければ細かいことはどうでもよくなります。

その点は「カワイイは正義」とかと言っている女子高生とほぼ変わりません。

このアルバムでは「ヤサシン(Yassassin)」などはおもしろいと思うけれど、何度も聞き返したい曲ではありません。

他には「素晴しき航海(Fantastic Voyage)」「ボーイズ・キープ・スウィンギング(Boys Keep Swinging)」「レッド・セイル(Red Sails)」などが名曲だと思います。

曲の良さと絶頂期のボウイの魅力をぜひご堪能頂ければと思います。

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Lodger

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