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Dinosaur Jr.「The Wagon」「Water」(アルバム:Green Mind)

「アメリカン・オルタナテイヴを源流とするグランジの大傑作」

今回はダイナソーJr.「ザ・ワゴン」「ウォーター」(Album『グリーン・マインド』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)
■アーティスト名:Dinosaur Jr.
■アーティスト名カナ:ダイナソーJr.
■曲名:The Wagon、Water
■曲名邦題:ザ・ワゴン、ウォーター
■アルバム名:Green Mind
■アルバム名邦題:グリーン・マインド
■動画リンク:「The Wagon」「Water」

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ダイナソーJr.「ザ・ワゴン」「ウォーター」(アルバム:グリーン・マインド)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

この人たちはグランジに分類されることが多い人たちです。

ウィキペディアからグランジについての記述を引用しましょう。

「汚れた」、「薄汚い」という意味の形容詞 “grungy” が名詞化した “grunge” が語源。

ダメージジーンズとスニーカー、ネルシャツやTシャツといった、それまでは綺麗に着飾ることが多かったロックミュージックのファッションにも影響を及ぼし、当時の若者に大きなムーブメントを起こし、1996年頃まで続く。

『ビジネスウィーク』はグランジを「パンクのDIY哲学とブラック・サバスの暗いギター・リフとの結婚」と評している[19]。

思うにグランジというジャンルには、資質が違う種類のバンドが一緒にカテゴライズされていたように思います。

しかし基本的にアンダーグラウンドになりがちなこの種の音楽にスポットライトを当てた功績は大きいと思います。

今回ご紹介するこの人たちは、もっと理知的に音を制御する(もしくはあえて制御不能にして狂う)とソニック・ユース(Sonic Youth)になります。

また最も近似値の音楽は、当時から散々引き合いに出されていましたが、「ウェルド(Weld)」の頃のニール・ヤング(Neil Young)です。

遡ればストゥージーズ(The Stooges)やMC5あたりから始まるアメリカン・オルタナテイヴの系譜のように思います。

この系譜の人たちは必ずしも音の整合性を重視しません。

一方でノイズにしか思えない爆音を至高の位置にまで高めた人たちです。

うるさい音楽は嫌いという人もいるでしょう。一方で爆音で癒されるという人もいます。

今回ご紹介する曲は至高の爆音の世界へと誘う曲だと思います。

しかしこのアルバムはよく聞いたものです。

どれを選ぶか身もだえし、七転八倒しながらこの2曲に絞りました。(本当か)

「ザ・ワゴン」はイントロなしでいきなり畳み掛けてきます。この始まりがかっこいいです。

ボーカルはなんともいえないヘタウマな感じですが、それは演奏全体にも言えることです。

この曲のどこがすばらしいのか

この曲の最高の聞きどころは、爆音が最高潮になる1:10あたりからドラムが乱れ打ちで、ギターが爆音の壁をつくっているところです。

これは演奏と言ってもいいのかと思うかもしれません。

私の持っている輸入盤では誰がドラムを叩いているか記載されていませんでしたが、J.マスシス(J Mascis)本人かもしれません。

ギターといい、ドラムといいこの人は独特のグルーヴ感があります。

その後のギターソロもすばらしいですね。

こういうギターを聞いたことがあるという人もいるかもしれません。

私が今名付けましたが、独りよがり前のめり爆音ギターとでも表現しておきましょう。

我ながら名付けセンスがありませんね。

他にはサンボマスターの山口隆などもこういうタイプです。

山口隆の方が演奏がうまく引き出しも多いですが、同じくギターの音を聞き手にぶつけてくるタイプです。

もう1曲の「ウォーター」は途中まで淡々と進みますが、2:13あたりからギターが刻んだ後のサビは鳥肌ものです。

私にとってのこのアルバムの最高の瞬間がここです。

そしてその後はお約束の独りよがり前のめり爆音ギターが炸裂します。

J.マスシスはギターが弾きたくて弾きたくてたまらない人なんだろうと思います。

爆音でなぜ癒されるのか言葉では説明が難しいですが、最も良い入り口の1つはここにあると思います。

引き続きこのアルバムのAmazonレビューを読んでみたい方や、ご購入をお考えの方は、下のリンクからお進みください。


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