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フィッシュマンズ「Baby Blue」「ナイトクリージング」(アルバム:空中キャンプ)

「日本の音楽の最高到達地点はここです!精神沈静効果が得られます!」

今回はフィッシュマンズ「Baby Blue」「ナイトクリージング」(Album『空中キャンプ』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)

■アーティスト名:フィッシュマンズ
■曲名:Baby Blue、ナイトクリージング
■アルバム名:空中キャンプ

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フィッシュマンズ「Baby Blue」「ナイトクリージング」(アルバム:空中キャンプ)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

今回はどうしても絞り込めなかったので2曲にしました。

でもフィッシュマンズだから仕方ありません。

私はここが日本の音楽の辿り着いた最高到達地点だと思っています。

ジャンルを「ドリーム・ポップ」にしたのは、彼らのWikipediaで見つけた言葉で、これはいいと思い流用させてもらいました。

まじめに分類したらジャンルを7個ぐらい挙げないといけませんから、便利な言葉を見つけて良かったです。

この人達はここ数年なぜか海外で再評価されているようで、先日海外でフィッシュマンズの人気が急上昇しているという記事がネット上で話題になりました。

「RYM(RATE YOUR MUSIC)」という音楽データベースで、この人達の「’98.12.28男達の別れ」というアルバムが98位(2018年8月時点)なんだそうです。

そのサイトでは売り上げではなく評価数やレビュー数などを独自のアルゴリズムを元に順位を決めているようです。

私はオールタイムのアルバムの格付けサイトみたいだと思いました。

ちなみに1位はレディオヘッド(Radiohead)の「OKコンピュータ(Ok Computer)」です。

2位はピンク・フロイド(Pink Floyd)の「狂気(The Dark Side of the Moon)」です。

今頃になって評価されていて、もちろんそれはとてもうれしいことです。

ただ発売された当時からこんな人はもう出ないだろうと思っていました。

適切に評価するとしたらレディオヘッドあたりを比較対象に持ってくるしかないぐらいの人たちです。

だから再評価はうれしくても、驚きはありません。

最初の「Baby Blue」はレゲエのリズムの曲でとても聞きやすいポップな曲です。

佐藤伸治の中性的な声が心の奥底にある細かな神経にまで到達してしまいそうです。

「ナイトクリージング」は表面上はチルアウト用の曲みたいですが、あまりに濃密で細かな音の粒子が空間を埋め尽くしています。

彼らの歌詞もとても素晴らしいです。

ある音楽評論家が日本の音楽は歌詞がつまらないと言っている人がいました。私も部分的にはうなづくところもあります。

でもフィッシュマンズみたいな例外もありますからね。

「なんでもいいのさ」とか「意味なんかないね」とか歌詞の一部分だけを拾うと諦念感が漂いますが、彼らの文脈では「ダメならダメでいいじゃないか」とか「もっと楽に生きてもいいのではないか」とかいう風に聞こえます。

だから不思議と元気が湧いてくるんですよね。

このアルバムは大切すぎてこういう機会でもないとめったに聞き返すこともありません。

やはり1枚だけだと心配だから、スペアとしてもう1枚買っておいた方がいいような気がしてきました。

引き続きこのアルバムのAmazonレビューを読んでみたい方や、ご購入をお考えの方は、下のリンクからお進みください。


空中キャンプ(紙ジャケット仕様)

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