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Happy & Artie Traum「Mama, It’s Such a Long Ride Home」(アルバム:Happy & Artie Traum)

「古民家を改造したおしゃれカフェに似合いそうな喫茶ロック」

今回はハッピー&アーティ・トラウム「ママ・イッツ・サッチ・ア・ロング・ライド・ホーム」(Album『ハッピー&アーティ・トラウム』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)
■アーティスト名:Happy & Artie Traum
■アーティスト名カナ:ハッピー&アーティ・トラウム
■曲名:Mama, It’s Such a Long Ride Home
■曲名邦題:ママ・イッツ・サッチ・ア・ロング・ライド・ホーム
■アルバム名:アーティスト名と同じ
■アルバム名邦題:アーティスト名カナと同じ
■動画リンク:Happy & Artie Traum「Mama, It’s Such a Long Ride Home」

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ハッピー&アーティ・トラウム「ママ・イッツ・サッチ・ア・ロング・ライド・ホーム」(アルバム:ハッピー&アーティ・トラウム)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

3月は年度末で仕事が忙しい人も多いですし、季節の変わり目で体調を崩しやすいですし、花粉症の人も大変です。

私の周囲でも体調が悪かったり何かと疲れている人が多いようなので、今回は癒し系の曲でも取り上げてみました。

この人たちはウッドストック・サウンドの要といえる人たちです。

ウッドストックといえばジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)やザ・フー(The Who)の名演で有名なウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)を思い浮かべる人がいるかもしれません。

しかし今回取り上げる音楽はそうした派手めな音楽とは少し違った音楽です。

ウッドストックという土地はアコースティックなロックを好む人にとって、ある種の聖地みたいな場所です。

ウッドストックはニューヨークの避暑地みたいな存在で、東京における那須高原みたいな存在らしいです。

緑に囲まれて人が少ない。しかし芸術村があるという町です。

オートバイ事故にあったボブ・ディラン(Bob Dylan)が隠遁していた場所で、そこに自然と人が集まってきて、様々のミュージシャンの交流が行われました。

そのごった煮の中でロック、フォーク、カントリー、R&B、ブルースなど様々な音楽が、その原型が分からなくなるまで弱火でコトコトと煮込まれまていきました。

その歴史や音楽について語ると長くなるので、私の考え方だけ記しておきましょう。

この時期のウッドストックの音楽は古い音楽を当時の若者の感覚で解釈しなおした、ヒップで洗練された音楽だと思います。

古民家を改造してほっこり落ち着くカフェなどは、逆に古い人の発想では出てきません。

それを当時の音楽でやったのがウッドストック音楽だと思います。

この曲のどこがすばらしいのか

今回ご紹介する曲もいまどきのカフェ音楽として機能するような、不思議な洗練があります。

このアルバムはまだウッドストック人脈に切り替わる過渡期の作品です。

バックはエリア・コード615(Area Cord 615)人脈の凄腕たちがサポートしています。

しかし一番目立つのはアーティ・トラウム(Artie Traum)はギターですね。

彼のたそがれたギターがなんとも味わい深いです。

次作に比べるとまだフォークっぽいところが残っています。

中盤から少しカントリーっぽいところが感じられるのはカントリーの聖地ナッシュビル出身のエリア・コード615を起用したためかもしれません。

人をリラックスさせ、体の力が抜けてくる音楽です。適度にセンチメンタルな味付けもまた良い感じです。

この音楽を聞くと古い音楽だろうと想像がつくと思います。

しかし一方で、親の若い時の服が襟などの細部を見ると古くさく感じることがあるように、今の視点では古い音楽の細部が色あせてしまうところがあります。

今回ご紹介した音楽は細部の劣化をまぬがれています。

そういう意味でとても洗練されています。いまどきのカフェ音楽としても充分機能しそうです。

ちなみにこの人たちの最初の2枚はどちらも名作の誉れが高いアルバムです。

この兄弟が音頭をとってつくられた一連のマッド・エイカーズ(Mud Acres)の諸作も同じぐらいすばらしいのでおすすめです。

私の持っているViViDの2in1アルバムには歌詞が記載されていませんので、内容はよく分かりません。

しかし曲名からするときっと疲れたよ。早く家に帰りたいよみたいな曲だと想像しています。

皆様におかれましてはペースを落とせるところはペースを落として、この何かと忙しい時期を乗り切っていただければと思います。

引き続きこのアルバムのAmazonレビューを読んでみたい方や、ご購入をお考えの方は、下のリンクからお進みください。


ハッピー&アーティ・トラウム

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