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Japan
「The Unconventional」(アルバム:Adolescent Sex)

「知的なイメージとは大きく異なる毒のあるファンク」

今回はジャパン「奇しい絆」(Album『果てしなき反抗』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)
■アーティスト名:Japan
■アーティスト名カナ:ジャパン
■曲名:The Unconventional
■曲名邦題:奇しい絆
■アルバム名:Adolescent Sex
■アルバム名邦題:果てしなき反抗
■動画リンク:Japan「The Unconventional」

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ジャパン「奇しい絆」(アルバム:果てしなき反抗)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

今回はジャパンのファーストアルバムからご紹介します。

おそらく一般的なジャパンとイメージが違う人も多いと思います。

バンドのルックスもこの頃は普通のグラムバンドみたいです。確かにみんな相当イケメンですけどね。

イントロは不可解な電子音の後にいきなりキメキメのドラムです。

その後のいなたいギターのリフがかっこいいです。

ギターのリフはスティーヴ・ミラー・バンド(Steve Miller Band)の「ジェット・エアライナー(Jet Airliner)」を少し思い出しました。

ベースもクールでかっこいいです。

ファンクはベースが良くないと締まりませんが、ミック・カーン(Mick Karn)のベースはこの時点でさすがの出来です。

後期はクールで独創的な演奏力も図抜けていたグループというイメージですが、この時から演奏力はなかなかです。

後期とはデヴィッド・シルヴィアン(David Sylvian)のボーカルスタイルが一番違います。

時にはボーカルにエフェクトまでかけて、後期の知的で退廃的なボーカルとは違います。

なんかもうギラギラしています。

全体としては毒のある屈折したファンクとでもいえそうな曲となっています。

初期の彼らは本国イギリスでは全然売れず日本でしか売れていなかったようですが、もう充分にかっこいいですけどね。

ただ当時のイギリスのメジャーな音楽シーンはまだこういう毒々しい屈折したファンクを受け入れやすい土壌があまりなかったような気がします。

彼らはルックスが良かったので、アイドル的な売り出され方をされたけれども、そういう音楽ではありません。

ルックスに惹かれた少年少女が飛びつくと、毒がある不可解な音楽が待ち受けていた。

そういうミスマッチが原因ではないでしょうか。私の推測ですけども。

今聞くと相当かっこいいですけどね。私は一番評価されている後期と同じぐらい好きです。

その後イギリスではデュラン・デュラン(Duran Duran)、スパンダー・バレエ(pandau Ballet)などのホワイト・ファンクが一世を風靡しました。

ジャパンはその先行者的な立場ですが、その後のバンドにはない毒がこの曲にはあります。

「ハウ・マッチ・ロンガ―(For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?)」などのアルバムで有名なポップ・グループ(The Pop Group)なんかに匹敵する毒のあるファンクです。

ポップ・グループもこの曲と同じ1978年にシングルデビューしましたから、この当時はそういう動きが起きつつあったのでしょう。

実際この時期の彼らはポップ・グループと同列に語られる存在だと思います。

後期しか知らない方はぜひチェックしてみてください。

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果てしなき反抗(紙ジャケット仕様)

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