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Kip Hanrahan「Two (Still in Half Light)」(アルバム:A Few Short Notes from the End Run)

「タランティーノの世界にも似た不良の香りがするラテンジャズ」

今回はキップ・ハンラハン「Two (Still in Half Light)」(Album『ア・フュー・ショート・ノーツ・フロム・ザ・エンド・ラン』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)

■アーティスト名:Kip Hanrahan
■アーティスト名カナ:キップ・ハンラハン
■曲名:Two (Still in Half Light)
■アルバム名: A Few Short Notes from the End Run
■アルバム名邦題:ア・フュー・ショート・ノーツ・フロム・ザ・エンド・ラン

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キップ・ハンラハン「Two (Still in Half Light)」(アルバム:ア・フュー・ショート・ノーツ・フロム・ザ・エンド・ラン)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

今回は5曲入りシングルからご紹介します。

この曲はジャズとして分類されることが多いですが、不良ラテン+ジャズorロックという感じの音楽です。

ラテン音楽は社交ダンスのイメージがありますが、ここでは不穏な空気が漂っています。

まあ元々都市部のラテン音楽はそういう側面がありますけどね。

ここではパーカッションの上で官能的に漂うジャック・ブルース(Jack Bruce)のベースが聞き物です。

あのクリーム(Cream)にいたジャック・ブルースです。

元々この人はリズムを刻むタイプのベーシストではありません。

自由に振舞うベースというイメージです。まあ無法者系俺様ベースですね。

前半は普通にドラムの上で、ジャック・ブルース歌ってベースを弾いていますが、2:44からはパーカッションが入ります。

ここから事態が急展開を見せます。

ドラムとパーカッションをこういう形で組み合わせている音楽はあまりありませんが、なかなか良いですね。

キップ・ハンラハンは刺客としてパーカッションを送り出してジャック・ブルースとバトルさせています。

聞きどころはパーカッションの上で、官能的なフレーズを紡ぎ出すジャック・ブルースのベースプレイです。

ふっかけてくるパーカッションに対してジャックが、俺はただ酒を飲みに来ているだけだぜと言っているかどうかは分かりませんが、多分言っていないでしょう。

パーカッションの仲間のドラムは淡々と後方支援に徹していて、俺は俺の仕事をしているだけだぜとでも言いたげです。

歌い上げているボーカルも艶やかです。クレジットを見たらvoiceと表記されていました。

ベースはこうあるべきとか、パーカッションはこうあるべきとか、そういう枠に当てはまりません。

キップ・ハンラハンの音楽の中でジャック・ブルースが気持ちよさげに泳いでいます。

全体の感じはタランティーノの映画みたいな大人の為の不良の音楽です。

私の文章もついついそれっぽくなってしまいました。

少し長いですが、もしパーカッションが入ってからも聞けるようであれば最後まで聞いてみてください。

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Few Short Notes From The End Run

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