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空気公団「夕暮れ電車に飛び乗れ」(アルバム:融)

「身近にがんばりすぎている人がいたらおすすめしてほしい曲」

今回は空気公団「夕暮れ電車に飛び乗れ」(Album『融』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)

■アーティスト名:空気公団
■曲名:夕暮れ電車に飛び乗れ
■アルバム名:融

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空気公団「夕暮れ電車に飛び乗れ」(アルバム:融)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

この曲は聞くといつもほっとします。ほっこりする曲です。

この曲はある意味、普通の曲です。みんなの歌に使われてもおかしくない感じです。

ここが際立っているとか、ここが優れているとか、そもそもそういう音楽ではありません。

ただとても不思議な曲だと思います。

通常は曲が人を感動させる時、喜怒哀楽どれかの感情かそのいくつかの感情に訴えて人の心を動かします。

この曲はそういう感情を動かさない訳ではありませんが、喜怒哀楽に直接訴えかける感じはしません。

もしくはそういう感情を抜きに、即物的訴える音の魅力があるかというとそうでもありません。

激しくもなければ個性的な音づくりで聞き手を圧倒するのでもありません。

とても不思議と書いたのは、通常そういう曲はそれほど人を感動させることはありません。

しかし今回ご紹介するにあたり、この曲の魅力のコアは何だろうと思ってしまいました。

おそらくほっとさせること。それがこの曲の魅力で、それしかないぐらいだけれど、磨り減るような生活していると染み方が半端ないかもしれません。

歌詞で表現している世界観もとても魅力的です。

作詞作曲の山崎ゆかりさんは、普通のまま日常を切り取っただけ、普通の世界を描いているだけでじんわり感動を与えてしまう、そういう魔法を使える人みたいです。

このアルバムで表現されているのは、友達とたわいない話をしたとか、勘違いを指摘されて思わず笑い合ってしまったり、そういう何気ない世界です。

この曲でも、「次の駅で降りてみようか」という歌詞が効果的に繰り返されています。

このフレーズの使い方だけでご紹介する価値があります。

この曲を聞くと、適当に電車に乗って、適当に降りてその町を散歩でもしようという気になります。

曲としてはピアノをバックにほんわか歌っているだけです。ふくよかな声がとてもいいですね。

アレンジはノスタルジックな感じで最低限の味付けをしているだけです。

お芋の味を邪魔しない程度にソースをかけて食べる、揚げたてのコロッケみたいな曲です。

この曲には人をほっとさせる温もりがあります。

もしがんばりすぎている人がいたら、ほっこり最強のこの曲をおすすめしてみるといいかもしれません。

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