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Leroy Hutson
「Where Did Love Go?」(アルバム:Closer to the Source)

「リロイ・ハトソン流の「ホワッツ・ゴーイン・オン」だと思います!」

今回はリロイ・ハトソン「ホエア・ディド・ラヴ・ゴー」(Album『クローサー・トゥ・ザ・ソース』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)
■アーティスト名:Leroy Hutson
■アーティスト名カナ:リロイ・ハトソン
■曲名:Where Did Love Go?
■曲名邦題:ホエア・ディド・ラヴ・ゴー
■アルバム名:Closer to the Source
■アルバム名邦題:クローサー・トゥ・ザ・ソース
■動画リンク:Leroy Hutson「Where Did Love Go?」

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リロイ・ハトソン「ホエア・ディド・ラヴ・ゴー」(アルバム:クローサー・トゥ・ザ・ソース)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

リロイ・ハトソンはカーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)の後釜としてインプレッションズ(The Impressions)のリード・ヴォーカルを務めた人です。

私は彼のボーカルが大好物ですが、歌だけでなく作曲やプロデュースなどマルチな才能に恵まれています。

革新的なことに挑戦したり、強いメッセージを持っている感じはしません。

その分バランスよく音楽を作り上げる力のある人だと思います。

バランスが良いのでその分インパクトには欠けるかもしれません。

ただし良い音楽を求める人は必ずどこかでこの人の存在に突き当たります。

この人については面白いエピソードがあります。

ハワード大学在籍時にルームメイトだったのがインテリのダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)です。

後に彼とメイフィールド・シンガーズ(Mayfield Singers)というバンドを結成しています。

しかも同じ大学にはロバータ・フラック(Roberta Flack)もいたそうです。

どれだけ音楽的レベルの高い大学だよって感じじゃないですか。

バンド名に名前を付けただけあって、後にカーティス・メイフィールドがリロイ・ハトソンをインプレッションズの後釜に据えることになります。

私はこの曲を聞くといつも、あの有名な「ホワッツ・ゴーイン・オン(What’s Going on)」を思い出します。

曲名のニューアンスも同じ系統ですが、何よりバックのコーラスに少し似ているところがあるからです。

先ほど述べたバランスが良くセンスが良いけれどインパクトに欠けるという彼の特徴はこの曲でも出ています。

どこを聞きどころとご紹介しようかと聞き返しましたが、少し悩んでしまいました。

強いて挙げると曲名となっている言葉を繰り返すコーラス部分でしょうか。

私の耳が未熟なせいもあるでしょうが、ここがいいというよりは、全体的にいいとしかいいようがありません。

彼のボーカルはあのカーティス・メイフィールドに匹敵するどころか、時に凌駕する時があるとすら思います。

この曲では彼のボーカルもアレンジに埋もれて目立たせていません。

しかしそれにも関わらずこの曲はとてもすばらしいと思います。良さはやはりバランスだと思います。

沢山音楽を聞いているとその音楽の良さにも気づきやすいけれど、欠点にも気づきやすいという面がないでしょうか。

耳が成長する時の苦しみみたいなものですかね。

この音楽を聞くと全ての要素がきちんとこの曲に形作るのに過不足配置されているような心地よさを感じます。

あえて意地悪く残念なところを探そうとしても見つかりません。効き目が良いのに副作用がない薬みたいなものです。

もちろん欠点がないからすばらしい曲になるとは限りません。

ただバランスと欠点の無さがここまで極まってしまうとレジェンドの名曲にも届きうる、そうした一例を示す曲だと思います。

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Closer to the Source

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