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Olu Dara「Okra」(アルバム:In the World- From Natchez to New York)

「NASの父親もただ者じゃなかった!ふくよかで、しなやかな傑作」

今回はオル・ダラ「オクラ」(Album『イン・ザ・ワールド~フロム・ナッチェス・トゥ・ニュー・ヨーク~』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)
■アーティスト名:Olu Dara
■アーティスト名カナ:オル・ダラ
■曲名:Okra
■曲名邦題:オクラ
■アルバム名:In the World- From Natchez to New York
■アルバム名邦題:イン・ザ・ワールド~フロム・ナッチェス・トゥ・ニュー・ヨーク~
■動画リンク:Olu Dara「Okra」

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オル・ダラ「オクラ」(アルバム:イン・ザ・ワールド~フロム・ナッチェス・トゥ・ニュー・ヨーク~)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

意識していたわけではありませんが、最近はジャケットがすばらしい曲をよく取り上げています。

曲が良ければ関係ないと言いたいところですが、やはりジャケットが良ければご紹介する立場としても気分が上がります。

今回もジャケットがすばらしいです。まるで映画のワンシーンみたいです。

まずはこの人のことをご紹介しておきましょう。

この人はジャケではギターを持っていますが、本来はトランペットを本職にしている人です。

デヴィッド・マレイ(David Murray)、ヘンリー・スレッギル(Henry Threadgill)、チャールズ・ブラッキーン(Charles Brackeen)などと一緒にやっていた人らしく、ちょっと尖ったジャズをやっていた人らしいです。

らしいというのは当時のオル・ダラの演奏を私はよく知らないからです。

ただ上記の人たちは尖ってはいるけれど、尖りすぎて別世界に行ってしまったようなジャズマンではありません。

ただ野心的な音楽をやる為には、フリーキーなトーンも厭わないみたいな人たちばかりですね。

いわば硬派のジャズという感じの人たちです。

実はこういう少し尖っていて硬派な音楽をやっていた人たちが、ルーツに目覚めたり柔らかくなると、傑作が生まれることがあります。

これもその一枚ですね。

今回は明らかにジャズではないので、ジャズとしては分類しません。まあワールドのカテゴリーがいいでしょうね。

ちなみにアルバムタイトルにある「Natchez」とはミシシッピー州の地名のことです。

この人はミシシッピー出身です。まあ自分の人生を振り返ったみたいな意味なんでしょう。

他の曲を聞くとブルースが根本にあるようですが、この曲などは少しラテンっぽいところが感じられます。

私はこの種の音楽が大好きで、例えば他にはTaj Mahal(タジ・マハール)の「ハナペペ・ドリーム~忘れられた夢~ (Hanapepe Dream)」などがこの系譜です。

この曲はブルースより少しラテンの方に振れている曲です。

この曲が気に入ったらもっとキュートな「ユア・リップス(Your Lips)」でも聞いてみてはいかがでしょうか。

最初に子供達の話し声から始まりますが、子供達は途中でコーラスにも参加します。

ギターなどはラテンというよりアフリカンなところが感じられるところもあります。

彼自身によるトランペットもとても丸く朗らかに鳴っています。実に気持ちよく吹くものです。

一言で言うと人生を楽しんでいる人の音楽ですね。だって最初の方でストロベリーと歌っているんですからね。

肩の力が抜けていて、まるでジャケットみたいな音楽ですね。

ちなみにこの人はNASの父親で、あの大傑作『イルマティック(Illmatic)』にも参加しています。親が親なら子も子です。

引き続きこのアルバムのAmazonレビューを読んでみたい方や、ご購入をお考えの方は、下のリンクからお進みください。


イン・ザ・ワールド~フロム・ナッチェス・トゥ・ニュー・ヨーク~

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