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Quinteto Ternura
「Baby」(アルバム:Quinteto Ternura)

「ポジティブなヴァイブをそのまま曲にした傑作」

今回はキンテート・テルヌーラ「ベイビー」(Album『キンテート・テルヌーラ』)をご紹介します。

本日のおすすめ!(Today’s Selection)
■アーティスト名:Quinteto Ternura
■アーティスト名カナ:キンテート・テルヌーラ
■曲名:Baby
■曲名邦題:ベイビー
■アルバム名:アーティスト名と同じ
■アルバム名邦題:アーティスト名カナと同じ
■動画リンク:Quinteto Ternura「Baby」

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キンテート・テルヌーラ「ベイビー」(アルバム:キンテート・テルヌーラ)ディスクレビュー

こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ

この曲はカエターノ・ヴェローゾ(Caetano Veloso)の曲ですね。

ガル・コスタ(Gal Costa)など他にも多くの人がカバーしています。

その中でも1位2位を争うぐらいすばらしいです。

このグループは男性3人女性2人組のグループです。うろ覚えですが、兄妹のメンバーもいたような気がします。

私はよく「テルヌーラ」だったか「テヌルーラ」だったか、分からなくなってしまいます。

ブラジルはソフトロックの名グループを色々と輩出している国です。

この人たちとか、このグループの母体となったトリオ・テルヌーラ(Trio Ternura)とか、オズマール・ミリート(Osmar Milito)とかトリステ・ジャネーロ(Triste Janero)とか様々な人たちの名曲があります。

追々ご紹介させて頂くつもりですが、まずは名カバーと評判のこの曲からにしたいと思います。

この曲が秀でているのは、気持ちよさをとことん追求しているところです。

まずはイントロのエレピが気持ち良いですね。

その後伸びやかな女性ボーカルが始まり、サビではこれまた負けないぐらい伸びやかな男性ボーカルが受け継ぎます。

エレピはその間もこの曲の基調となってバックで鳴っています。

その全てが心地よさに満ちています。

この曲で鳴っている音全てが心地良ければ、全部心地よい。単純な勝利の方程式です。

この曲はクセがないことが最大の特徴です。

クセがないことを肯定的にとららえるか否定的にとらえるかですが、ここでは明らかに成功しています。

成功の半分は曲の良さにあると思います。

この曲がカバーが多いのは原曲がいいからですが、その原曲のメロディを活かそうとして、全員が献身的に1つの方向を向いているのがこの曲です。

その献身性が成功の残りの半分だと思います。

よくジャズシンガーが定番曲をフェイクで歌っていますが、中にはあまりいじらないでほしいと思う曲もないではありません。

中にはその人のフィルターを通すと自然にフェイクになってしまうような人もいます。

ニーナ・シモン(Nina Simone)とかはそれが成功していると思いますが。

アーティスト性があると、原曲の良さをそのまま表現する時に妨げになることがあると思います。

そういうアーティスト性は成功したら大きいけれど、時にエゴとか濁りとして曲に現れてしまうことがあります。

ところがこの曲はそういう濁りのようなものがありません。川に透き通るような水が流れているがごとしです。

最後の方で男性がファルセットで「愛している」と繰り返し歌っていますが、ささくれ立った気持ちになっている人を癒す力に満ち満ちています。

負の感情の裏打ちなしでここまで高みにいけるのだなと思いながら、いつも聞いています。

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キンテート・テルヌーラ

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