「シャーラタンズとは全く違いますが、これはこれですばらしい!」
今回はティム・バージェス「オンリー・ア・ボーイ」「セイ・イエス」(Album『アイ・ビリーヴ』)をご紹介します。
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■アーティスト名:Tim Burgess
■アーティスト名カナ:ティム・バージェス
■曲名:Only A Boy、Say Yes
■曲名邦題:オンリー・ア・ボーイ、セイ・イエス
■アルバム名:I Believe
■アルバム名邦題:アイ・ビリーヴ
■動画リンク:Tim Burgess「Only A Boy」「Say Yes」
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ティム・バージェス「オンリー・ア・ボー」「イセイ・イエス」(アルバム:アイ・ビリーヴ)ディスクレビュー
こんにちは。おとましぐらです。(プロフィールページへ)
今回はシャーラタンズ(The Charlatans)のボーカルのソロアルバムからご紹介します。
シャーラタンズとは全く違うタイプ音楽なので、聞いた人は驚くと思います。
アルバム全体にかなりポップです。ボーカルも心なしか明るい声ですかね。
私はシャーラタンズも好きですが、これはこれでありです。
今回は2曲取り上げていますが、「Only A Boy」はイントロのドラムが軽快で、ギターもまるでネオアコかギターポップのような感じです。
歌は伸びやかでサビのところなどは突き抜けたような感じで、高音の声質に魅力を感じます。
弾けてしまったカーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)みたいファルセットのボーカルです。
もう1曲の「Say Yes」は何やらどこかの日本の曲みたいなタイトルですが、全然違う曲です。(当たり前か)
軽快なドラムの後に少し上げ気味のコーラスがあって、それから歌が始まります。
ボーカルは誰かの声と重ねていますが、ここでの声もなかなかぞくぞくしますね。
ここでもイントロのドラムがこの曲の弾けた進行をリードしています。誰だろうと思ってクレジットを見てみました。
ドラムはAdam Marcelloという人で、おそらくライナス・オブ・ハリウッド(Linus Of Hollywood)と一緒にバンドを組んだことがある人だと思います。
このアルバムはLinus Of Hollywoodであるケヴィン・ドットソン(Kevin Dotson)がプロデュースしています。
ティム・バージェスは現在アメリカに住んでいるそうですから、アメリカでの人脈で作ったのでしょう。
他のクレジットも見たところ、どうもどちらの曲もシャーラタンズのメンバーが参加していません。
バンドのデビューが1990年で、ティム・バージェスのソロデビューが2003年ですから、もうそろそろ気分を変えてやってみたかったのではないでしょうか。
シャーラタンズは結束が固いバンドですから、これで解散危機ということもなさそうです。
実際にその後もバンド名義でいくつもアルバムを出していて、セールスもそれなりの水準を維持しています。
そのうちシャーラタンズの曲もご紹介しようと思いますが、まずはメンバーのこのアルバムからお聞きになってみてください。
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